物理や数学に興味があることと社会的なことがらに興味があること
僕がこのごろ思うに
僕は本当は物理にも数学にも自然現象にも興味がないのかもしれない。
僕は大学では物理を勉強しているし
他の人は物理になんて見向きもしないからには
僕はある程度は物理に関心を払っているのだろう。
また最近では中国の某大学(トップ3には入る大学)に一年くらい留学をするつもりでいる。
それから学内で成績上位になりたくて勉強を頑張ろうとしている。
大学院は東京大学にしようかなんて妄想もしている。
しかし最近の僕は単位を取るのに精一杯だし
もっぱらの関心事は卒業後の仕事や収入のことばかりだ。
そして僕の最近のモチベーションを考えると
僕はつくづく社会的な事柄に興味があるのだと気付くのだ。
単位が欲しいのは大学の卒業要件を満たすためだし
そのために試験が何割とかレポートでの評価がどうとかそんなことを計算している。
成績上位になりたいのもクラス内での小競り合いに過ぎない。
留学だって中国の超有名大学に通ったという名誉が欲しいからだし
なぜ東京大学かと言ったらそこが日本最高の大学だからだ。
将来の仕事も(とても大事なことだけど)結局はお金の話だし。
しかしそんなモチベーションでは続かないと思う。
社会制度も他人の評価もあまりにももろいから。
他の方法でそれが満たされたら、別に物理である必要もない。
僕が子供の頃から大好きだったアインシュタインはとても純粋な好奇心から研究をして
偉大な業績を残したのだと思う。
それくらいじゃないと研究なんて出来ないと思う。
いまや、夜空の星も磁石に鉄がくっつくのも僕の心には響かなくなってしまった。
純粋な心を持ったかつての僕はどこへ行ってしまったのだろう?