僕の降誕節2019にあたり皇族の会見風にお気持ち表明するお言葉。

この度、わたくしの降誕節2019に当たりまして多くの方々からお祝いを頂いたことを深く感謝いたします。

 

また各地では昨年に続き多くの方が台風や地震などの災害に遭われ、多大な苦しみを感じていらっしゃることに、わたくしは誠に心を痛めております。

被災者の皆様が少しでも早く、元通りの平和な生活に戻られることを、わたくしは切に願っています。

 

昨今の極東アジア情勢には憂慮すべき点が多々ございます。古くからの友人である中国や北朝鮮との外交関係の悪化はまことに嘆かわしいことです。関係各方面に置かれましては日本、極東アジア、ならびに世界の平和を実現できるよう、これまで同様に、これまでにも増して外交努力を重ねていただきたく思います。

 

近年、地球温暖化などの環境問題は非常に危険な状態にあると思います。そんな中で最近、スウェーデンの少女グレタさんの国連でのスピーチが大きな話題となりました。

あの演説にたいしては単なるパフォーマンスだなどの批判的な意見もあるかと思いますが、そうしたことは別として彼女のように若い人たちが環境問題を真剣に考え行動をとり始めている現状は、世界にとって、この時代にとって、人類の未来にとって誠に喜ばしいことと思います。

 

来年2020年には東京でオリンピックが開催されます。

日本各地からそして世界中から多くの人が、オリンピックを楽しみにして東京を訪れることが予想されます。

わたくしも、東京や皇居の周りが多くの人で賑わうのを今から楽しみにしておりますが、それにあたり多くの財政上、運営上の問題が浮かび上がっているように思います。

選手の皆様や観客の方々が無事にオリンピックを終えられるよう、世界中の人をがっかりさせないよう、関係各位にはなお一層の努力をしていただくよう、わたくしは望んでおります。

 

振り返ってみるとこの一年も多くの方々のお世話を被り、平穏に充実した日々を過ごすことが出来たと思います。

 

まず大学での学業についてお話いたします。

先生方の授業内容はますます難しくなってはいますがとても興味深いものであり、わたくしの自然科学への興味を絶えず駆り立てて更新してくれています。

授業が進むにつれてさらに奥深くなっていく科学の世界に圧倒されると同時に魅了され、学修を重ねれば重ねるほど探求したいという気持ちが強まります。

複雑な計算や細かなプログラミングのために苦労することはございますが、いずれその苦労も報われると信じてなんとか学業を続けております。

 

わたくしの主な専攻は物理学系統ですが、ご存知の方もいるかとは思いますが、それとは別に中国語の学習もしています。

中国はすでに日本を追い抜き世界第二の経済大国にまでなっています。経済力軍事力外交力文化力など多方面で中国が持つ世界に対する影響力は日に日に高まっています。

そうした状況の中でわたくしは、中国語を習得することならびに中国の社会や文化を理解することが国際社会を生き抜く上で大きな重要性を持つと考え、中国語を勉強することにいたしました。

一見したら日本と同じ漢字なのに中国語では意味が違うということが多々あり、また中国語の発音は日本語にはないものも多く複雑であり、先生方が課題として出す文献も分量が多く、なにかと苦労することもあります。

しかしながら一緒に勉強する文系の友人や、応援してくれる人たちの励ましもあって何とか学修を続けられています。

来る12月にはHSKという中国語の語学試験がありますが、わたくしの直近の目標はHSKの4級に合格することです。まだまだ課題は山積みですが、何とかこの目標に到達できるようさらなる努力を重ねてまいります。

 

大学では素晴らしい学友に恵まれていると思います。

私は大学に入学した時、何人かの同級生の発表や議論を聞いて

初めて本物の天才をこの目で見た気がする、と思ったことを覚えています。

彼らはすでに才能がある上に大変な努力家であり、彼らの様子を見るといつでも自分も頑張ろうという気持ちになります。

今年のハロウィンにあたっては仮装をして大学に登校し普通に授業を受けるという冒険をしました。

残念なことにわたくしの大学ではハロウィンに仮装して登校する習慣はまだあまり根付いておらず、仮装して登校する人はごくわずかしかいませんでした。

しかし仮装して学内を練り歩き多くの人の注目を集めるとこはとても楽しく刺激的でした。

この時も一緒に仮装して練り歩いてくれる友人がいてくれて、とても楽しいハロウィンを過ごすことができました。

実はまだ秘密なのですが、クリスマスにも何か面白いことをやろうと考えています。

みなを驚かすために内容は当日まで非公開ですが、ぜひ楽しみにしていてください。

 

昨年末から今年にかけての冬には長野県の野沢温泉スキー場や福島県のたかつえスキー場に滞在しました。

わたくしはこのシーズンに初めてスノーボードで滑るという経験をしました。

今更になって初めて出来るようになるものか、上達するだろうかと初めは不安でしたが、何度も何度も転んでいるうちに徐々に滑れるようになりました。

初めはスピードを出すのが怖くて、ゆっくりとしか滑れませんでしたが、徐々に恐怖心を克服しスピードを出すことが出来るようになりました。

スキー場でたまたま出会って友達になった人たちと、一緒に滑ったりゲレンデの食堂で食事をしたりと、本当に楽しく過ごすことができました。

そしてわたくしはスノーボードにすっかり夢中になってしまい、おそらく今後は冬が訪れるたびにゲレンデへ行きスノーボードをする未来が待っていることと思います。

それとともに、これまで経験したことのない事に挑む勇気や、いかにして恐怖心を克服するか、また不必要な恐怖心がいかに不自由を与えるかを、こうした経験から学んだように思います。

 

春休みの後半には大学のプロジェクトに参加し一週間アメリカを訪問しました。費用のすべてが国費で賄われるという大変気前の良いプロジェクトでした。

アメリカは留学先として人気が高いためプログラムへの応募者も多く、選考も厳しいものでした。

しかしわたくしは何とかその選考を通過し晴れてアメリカへ行くことが出来ました。

アメリカでは日本とアメリカの経済力の差を目の当たりにしました。

ワシントンDCのスミソニアン博物館ではレオナルドダヴィンチやフェルメールの絵画の実物などの世界的な名画を数多くこの目で直接見ることができました。

日本の美術館とは質、量ともに桁違いの作品に圧倒的な違いを感じました。

また大理石の建物もどれも巨大で圧倒されました。

しかしそれでも私たちが見たのはほんの一部でした。

そして何よりも思ったのが、これらはすべて後の時代になってから外国から購入して集めた物なのだということです。

ヨーロッパや日本の美術館に展示されている作品は多くは古くから自国に伝わっている物ですが

スミソニアン博物館の収蔵品は資産家がヨーロッパやそのほか諸外国から購入し集め、のちに国家に寄贈されたものだということです。

アメリカのビル群、ホテルやレストランや商業施設などすべてが大きく豪華でした。

またアメリカの大学を訪問した際には現地の学生と交流し、アメリカの大学生活について様々な話を聞きました。

アメリカの授業料は日本とは比べ物にならないくらい高額なのですが

それと同時に成績優秀者や家計事情によっては様々な奨学金を得ることが出来るようシステムが整備されており

頑張れば頑張るほど報われる経済システムが整っていると感じました。

アメリカの学生が非常に優秀であるとすれば、それはこうやってやる気を引き出す社会のシステムが整っているからなのだろうと思いました。

 

続く5月のゴールデンウィークには同様に大学のプログラムに参加し中国の大連を1週間訪問しました。

中国の協定大学創立70周年記念行事に参加したのですが、こちらでも得難い経験が出来ました。

現地では大連市内をよく散策しましたが、従来の発展途上国というイメージが全く過去のものであることを知りました。

市内には高層ビルがいくつもどこまでも立ち並び、街はとても賑わっていました。

道路の舗装などはまだでこぼこしたところはありましたがそこは十分に大都市と呼べる所でした。

商業施設は建物も大きく商品も充実していました。

また特に印象に残ったのはわたくしが片言の中国語でお店の方に話しかけますと、

お店の方はスマートフォンの翻訳機能やメモ用紙を駆使してなんとか外国人であるわたくしとコミュニケーションを取ろうとしてくれたことです。

日本で英語を学習する人たちの中には間違えることを恥ずかしがってあまり話さない人がいますが、彼らはそうした人たちとは全く異なっていました。

言葉はコミュニケーションの道具なのだから伝わればいい、美しくなくていいという合理的な姿勢ならびに

なんとかしてコミュニケーションを取ろうとする意欲や野心と言ったものを感じさせてくれました。

こうしたことも新興国の若さと意欲とエネルギーの表れであると感じました。

わたくしはこうしたことから今後の中国のさらなる発展を確信いたしました。

 

またわたくしはこの中国訪問で中国茶との出会いを果たしました。

かねてから本などで読んで中国茶の奥深さに興味をもっていました。

発酵度の違い、多種多様なお茶の種類など奥深い世界が広がっているのを何となく知っていました。

しかし現地の茶葉屋さんを訪れ、現地の店主の方が茶芸を披露し中国茶の試飲をさせてくださった結果、わたくしは中国茶にすっかり魅了されてしまいました。

わたくしはなけなしのお金をはたき何種類もの茶葉を買いました。

わたしはそれをいつも飲んでいます。

ぜひ日本の皆様にも中国茶の良さを知っていただき中国茶を飲む文化を広めたいと思います。

今回の旅では予定も立てずに大連の街のあちこちへ出かけるという冒険をしました。

その時も一緒に行ってくれてどんなに歩いても行った先に何もなくてもそのプロセスまで楽しんでくれる友人がいてくれたのでとても楽しく過ごすことができました。

また言葉も通じぬ見知らぬ国の見知らぬ街でたいした地図もなく歩き回るという冒険をすることで勇気や行動力を養うことができたように思います。

なによりも記念すべき行事で協定校から代表団の一員として派遣されるという経験はとても名誉なものでした。

 

冒険と言えば、最近は色々と新しいことにチャレンジするようにしています。

最近では市場で丸ごとの鯵を購入し、自分で三枚におろして刺身にするという小さなチャレンジをしました。

また同じく市場で購入した小鯛を丸ごと炊飯器に入れて作る鯛めし作りにも挑戦しました。

他にもお好み焼きやパエリア、オーブン焼きなどの料理にも挑戦し経験の幅を広げるようにしています。

 

かつてのわたくしにはさまざまな経験が不足していました。

普通の人たちが普通に経験しているはずのことすら欠けていました。

しかしそうしたことも徐々に埋められてゆき、心のバランスも徐々に整ってきたように思います。

 

長々と書いてきたが

そろそろしんどくなってきたので適当に書き流す。

まあ今年も色々あって楽しかった。

 

あと自分の見た目劣化や老いが急速に進んでいるのを感じる。

行動が遅い、楽しめない、お酒飲んだりごはんを食べるとき健康への配慮が勝つ、映画とか面白くない、夜更かししたくない、肌がぼろぼろ、肌の張りがない、目元とか顔のパーツや輪郭がぼやけてきた、手がカサカサしわしわ血管が浮いていてつまりは手肌老化が進んだ、体力低下、思考力低下、聴力低下最近人の言うことを聞き取れずに聞き返すことが増えた、他人の言うことを頭ごなしに突っぱねるようになった心の硬直が進んだ心老化が進んだ、目の下がたるんだ、髪が少なくハリとコシがなくなった、お洒落に興味がなくなった、みんあが楽しんでいるものが楽しくない、ちょっとランニングしただけで膝関節が痛くなる。ジャンクフードがおいしくない、要するにもう老人。